2022.06.14 BLOG
前腿の張りと踵の関係性
ダイエット≠腿が細くなる
前腿が太いとお悩みの女性の方へ
ダイエットして痩せれば、自然に太腿も細くなるとお考えでしょうか?
全員そういう結果になれば嬉しいのですが、一定数の方は
体重が減り、上半身が細くなっても、太腿はさほど細くなっていません。
つまり、体重を減らしても太腿の変化が少ない方がいらっしゃいます。
その原因は何でしょうか?
まずは、前腿(大腿四頭筋)が張ってしまう原因から紐解いていきます。
前提として、前傾姿勢で歩いてしまうと、当然前腿に負荷がかかるため、当然筋肉が発達してしまい
その結果、前腿が太くなります。
そして、日本人の女性の方は反り腰の方が多いのですが、このことも前傾姿勢を形成する要因になっており、
前腿に負荷がかかった状態になってしまいます。
では、反り腰や前傾姿勢を改善するためには、どうしたら良いのか。
反り腰解消運動等、たくさん動画もアップされているので参考にしていただきたいのですが、
反り腰・前傾姿勢になる原因を知っていただくと、より納得して運動できると思います。
では、反り腰・前傾姿勢になってしまう原因とは、、、、、
ずばり、日本人の踵の大きさが影響しているのです。
先日、久し振りに靴を買いに行きました。
ある外国産のローファーを試し履きしたのですが、とにかく痛い。
きついを通り越して、万力で絞められたように痛い。
これは、欧米人と日本人の足の形や大きさが違っているため、そもそも靴の型が合わないようなのです。
革靴だと、その違いが顕著に現れます。
日本人は、下駄や草履を履いていたため、つま先方向に重心が掛かっており
踵が小さく幅広・甲高の形をしています。
欧米人は、その逆の形をしています。
日本人が前傾姿勢になってしまうのは、民族的・遺伝的に足の形が影響しているのです。
さらに、腹筋の弱い女性は、反り腰のおまけがついてしまうのです。
反り腰・前傾姿勢を解消するためには、現状よりも後傾姿勢をとりたいのですが、
踵が小さいため、なかなか後傾姿勢を作れません。
当店のお客様も、鏡の前で姿勢を確認していただくのですが、
踵に重心をかけただけで、かなり後傾している感覚になるそうです。
そして、後傾させた姿勢を維持するためには、お尻(大殿筋)の筋力が必要となります。
反り腰ですと、お尻の力が抜けているため、どうしても前傾姿勢になってしまいます。
しっかりと踵に重心をかけて立つ、踵から着地する歩き方を心掛けないと
反り腰・前傾姿勢の解消にはつながりません。
踵の大きさが、姿勢にも影響しているのです。
踵が小さいため前傾姿勢を解消できない方は、お尻・ハムストリングスの強化が必要です。
太腿を細くして、反り腰も直したいと思うなら、
お尻とハムストリングスのトレーニングをしましょう。
特に、デッドリフトやヒップスラスト等が有効です。
ダンベル・バーベルを使わなくても、
チューブを使った軽い負荷のトレーニングも有効です。
当店では、多くのお客様がパンツのサイズダウン、反り腰の解消に成功しております。
遺伝だと諦める前に、前向きにトレーニングに励めば、きっと結果はついてきますよ!